「なぜに答えてあげる大人が必要。」
先輩が話していたことが、印象的だったので備忘録。
最近、同僚の14歳の娘が学校を嫌い午前中で早退することが続いています。
私も、中学生の時は早退・遅刻の常習犯だったし、学校行事でも楽しかった思い出は少ないような気がしますが、中学生の時に出来た友達は今でも仲が良いし、担任の先生との掛け合いも今となってはいい思い出だったりと、人と人ということに関しては学校に行ってよかったと思います。
学校行事は置いておいたとしても、娘ちゃんが人と人との繋がりを持たずに日々を過ごしていること、中学校だからこそ経験できることができないこと、すごくもったいないなと感じています。
同僚は娘のことを何人かの先輩に相談していたのですが、そんな中ある先輩がこんなことを話していました。
「私には中学生の時に私のなぜに答えてくれる大人がいたから変われた。」
やはり、先輩も学校が好きではなく、なぜ行かなければいけないのか、なぜ勉強しなければならないのか。という具合にいろんな疑問を抱いていたそうです。
でも、先輩にはなぜ?に答えてくれる大人がいました。
その人のおかげでなぜ?が解決でき、やがて信頼が生まれその人の言うことなら信じてみようと思ったとも話していました。
タイトルにもなっている、
「なぜに答えてあげる大人が必要」ということ。
あるカウンセラーの話によると、
カウンセリングを受けに来る子供は学校や大人に不満を持ちながらも自分の考えをしっかり持ち、なぜ?という疑問も持っている子が多い。
しかし、自分の考えをうまく言葉に表現できないことで苦しんでいる場合が多いという。
きっと、友達同士なら自分の素直な気持ちを話すこともできるんだと思います。
でも、大人には素直に自分の言葉で話すことが出来なくて、どうせ私の気持ちなんかわかってくれない。と塞いでしまう。
それは、なぜ?の矛先がほとんど大人に対するもので、それ故に大人に信頼が無いからだと思うんです。
だからこそ、「なぜに答えてあげる大人が必要」。
そんなお話でした。
でも、実際になんで勉強しなきゃいけないの?と質問されたら、
私はきっとうまく答えられないと思う。
14歳や15歳にとって、大人って敵です。
でも、それと同時に憧れでもあると思います。
なんとか学校が楽しいと思えるようになって欲しいです。
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